TokenInsight、2019年度の分散型金融を扱った研究レポートを公開

2020-01-16

DEFI
TokenInsightはこのほど、2019年度の分散型金融(DeFi)を扱った研究レポートを公開した。この研究レポートでは、分散型金融やそこから派生する概念を紹介した上、イーサリアム(ETH)やイオス(EOS)を含むプラットフォームにおける、2019年度の分散型金融の発展状況を分析した。最後には、2020年への予測や展望についても検討した。

 

重要なポイントについては、以下の通りまとめる:

①イーサリアムにおける、MakerDAOがDeFiに占めるシェアは約50%
②少なくとも8.5億ドルに相当する資産はDeFiに預託されている。
③イオスのDeFiに預託されたEOS数は流通総量の約7%
④イーサリアムに預託されたETH数は流通総量の約2.5%
⑤仮想通貨相場の低迷にもかかわらず、イーサリアムのDeFiに預託された資産価値は2019の一年だけで2.9億ドルから6.8億ドルまで倍増した。
⑥DeFiエコの中に発生した負債残高は6,800万ドルから1.54億ドル増加。
⑦Lightning Networkに預託されたBTC数は504 BTCから高値の1,100 BTCまで達した。
⑧過去1年間には、分散型取引所(DEX)の成長が続いており,一日平均取引量は200万ドル。それに対して、業界をリードする中央集権型取引所の取引量は一日平均6億ドルである。
⑨DAIへの需要が高まる傾向が見られ、年始ではDeFiに預託されるDAIの価値が300万に相当することに対し、年末では3,000万ドルの10倍増加を見せていた。
⑩2020年はDeFiに関連する、OracleDAOが更に注目される。
⑪中央集権型取引所が市場を引き続きリードする見込みだが、マーケットメイクロボットなどの出現によって分散型取引所は更に発展していく。
ステーブルコインがDeFiと従来の金融システムを繋ぐ役割は顕在化する。
⑭DeFiの合法化について、先駆者としてのDAOの参考価値がある。
⑮業界では、現行金融システムにある基準金利が直接採用される可能性がある。
⑯DeFiの中にオプションやスワップ契約などの金融ルーツを加えたことで、DeFiの潜在リスク低減が期待できる。

 

 


・レポート(英語)を全部見る!こちらにてご確認をいただきます。

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