ロシア、仮想通貨による決済を禁止する可能性 実行や推進は困難との声も

2019-12-02

ロシア国家院

ロシア地元メデイアの報道によると、ロシア当局は、仮想通貨による決済を禁止する可能性があると明らかにした。

これに対して、国家院金融市場委員会のアナトリー・アクサーコフ(Anatoly Aksakov)委員長が、この法令を実現するまでに多くの問題を解決しなければならないとコメントし、その困難さを強調した。

一方、ロシア連邦中央銀行は、マネーロンダリングやテロ資金調達への対策の一環として、仮想通貨に潜在するリスクを慎重に扱うほか、レート変動による外国為替取引への懸念を示し、仮想通貨による決済を禁止することに賛成する姿勢を見せた。

しかし、アナトリー・アクサーコフ委員長は、「法令の制定により、新規参入者を制限することができるかもしれないが、仮想通貨を所持する利用者への規制力は極めて弱い」と述べた。

更に、ロシアの国家院が「デジタル金融資産法」の草案を可決したものの、各業界の専門家が仮想通貨、トークン、スマートコントラクトに関しての定義を一致させていない背景が、法令の推進を妨げることになるだろうと、アナトリー・アクサーコフ委員長は強調した。

ロシア法律上では、法定通貨の代替物はその利用を禁止されているが、仮想通貨は法定通貨の代替物として扱うべきかどうかについて、不透明な部分は依然として幅広く存在する。

 


 

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