リブラ協会が新メンバーを発表。シンガポール政府系ファンドも加盟

2020-05-18

フェイスブック主導の暗号通貨「Libra(リブラ)」の開発運営を担う非営利・独立・メンバー制組織であるリブラ協会は5月14日、Temasek(テマセク・ホールディングス)、Paradigm(パラダイム)、Slow Ventures(スローベンチャーズ)の3社が、新メンバーとして加入したことを発表した。

 

テマセク・ホールディングスは、シンガポール政府が全株式を保有しており、その運用資産はおよそ3000億シンガポールドル(約20兆円)を超える。リブラにとって、マスターカードやビザ、ペイパルといった大手決済会社が参加を取りやめたことから、テマセクが今後主要な参加団体の1つとなってくる。

また、リブラのスタート時期からメンバーとなっていたコインベース社にいたフレッド・エールサム(Fred Ehrsam)氏が共同創業したパラダイム(Paradigm)やスロー・ベンチャーズ(Slow Ventures)など暗号資産(仮想通貨)に特化した投資会社2社の加盟したことを発表した。

 

この3社の加盟により、リブラ協会には27の組織が加盟することとなった。そして、協会メンバーの内8社が金融業界と全体の約30%を占めることとなった。他の金融業界メンバーとしては、アンドリーセン・ホロウィッツ(Andressen Horowitz)、ブレイクスルー・イニシアチブ(Breakthrough Initiatives)、リビット・キャピタル(Ribbit Capital)、スライブ・キャピタル(Thrive Capital)、ユニオン・スクエア・ベンチャーズ(Union Square Ventures)が設立メンバーで名を連ねている。

 

今回の発表でリブラ協会副理事長のダンテ・ディスパルテ(Dante Disparte)氏は「リブラ協会に3つの新しいメンバーが加わったことで、リブラの支払いシステムにおけるガバナンス、技術ロードマップ、公開準備実現に向けた多様な組織のグループ構成に取り組むという私たちのコミットメントを示すものです。私たちはテマセク、パラダイム、スローベンチャーを歓迎できることを光栄に思い、各組織同士でブロックチェーンとデジタル資産の長期的な市場開発やそれぞれの機能といった全体的なミッションアライメントを共有します。」と述べている。


参照:The Libra Association announces new members

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