中国広州市、ブロックチェーン技術で司法検定意見書のペーパーレス化が実現

2020-01-20

司法事務の効率とセキュリティを高める目的で、中国広州市の司法局、中級裁判所、検察院及び公安局4機関が先週、記者会見を開き「広州公法チェーン」と呼ばれる司法システムの専用ブロックチェーンの実用開始を発表した。

発表当日をもって市内に設置されたすべての司法検定機構は広州公法チェーンのネットワークに接続し、電子化の司法検定意見書の提供を開始した。地元メデイアの報道によると、広州公法チェーンは一年間で約10万件の司法検定意見書を記録できるほか、公証書や司法行政文書等を広州公法チェーンに導入することも今後予定しているという。

司法検定意見書とは、中国の専門機構が依頼者に提供する、ある内容に対して法的正当性を判断する根拠となる文書で、民事裁判に幅広く利用されているものである。

従来の司法検定意見書に対する管理や真偽判断の方法には多くの問題が残されている背景のもと、広州市は去年習近平国家主席が強調するブロックチェーンの国家戦略に応えることとして、ブロックチェーン技術の応用を含む司法改革への取り組みを強化している。

 


 

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