FRBのブレイナード理事:デジタル資産関連研究を本格的に開始

2020-02-06

ブレイナード理事

米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のラエル・ブレイナード(Lael Brainard)理事は5日、連邦準備制度が中央銀行の発行するデジタル通貨(CBDC)に関し、決済サービスや法規制などを中心に本格的な研究を開始したと表明した。

5日のスタンフォード大学経営大学院の演説では、ブレイナード理事が「米ドルの重要性を鑑み、FRBはデジタル通貨の研究や政策の先端に立つ必要がある。ブロックチェーン技術や、CBDCを含むデジタル通貨の応用研究を開始」と述べたほか、新しい即時決済サービスとFRBのデジタル通貨発行の必要性の有無を扱った研究も進んでいることも明かした。

一方で、「現行の法規制のもとで、デジタル通貨が既存の金融システムの安定性や金融政策に与える影響を過小評価してはいけない」との懸念も示し、今後の米国は、デジタル資産をめぐる個人情報、詐欺対策、投資家保護などの点に注目すべきだと主張した。

 


 

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