【レポート】ブロックチェーン研究教育講座中級最終講:ブロックチェーンビジネスアイデアソン

2019-12-23

2019年12月13日(金)、14日(土)の二日間を通して、ブロックチェーンビジネス研究会(以下、BBC)とBINARYSTARがブロックチェーン研究教育講座中級の最終講となるブロックチェーンビジネスアイデアソンを開催しました。

ブロックチェーン研究教育講座とは
ブロックチェーン概念およびビジネスへの応用研究を進めていくBBCが主催となり、2019年4月に設立された早稲田大学グローバル科学知融合研究所 ブロックチェーン研究教育ラボ(通称:BREL)特別協力のもと、一般社団法人東京起業推進センター@東京理科大学(通称:[email protected])やWASEDA-EDGE人材育成プログラム、 BINARYSTARなどが共催者として、未来のブロックチェーン起業家たちを輩出するために、業界第一線で活躍する講師陣からテクノロジーとビジネスの両側面を学ぶことができる産学協同講座です。

 

ブロックチェーンビジネスアイデアソンとは
ブロックチェーン技術を活用するためのアイデアと手段を提供し、企業に通じたブロックチェーン技術の社会実装を進める日本最大級ブロックチェーンインキュベーションハブのBINARYSTARが毎月開催している、新規事業立案方法をゼロから体系的に学び、ブロックチェーンを応用した未来のビジネスモデルを2日間で作り上げるイベントです。数多くのベンチャー支援、国内外でのビジネスプランコンテストやハッカソンを多数主催してきた元マッキンゼーの赤羽雄二氏と、弁護士であり様々な法人経営もする傍らブロックチェーン業界にも参入している井垣孝之氏が講師となって、ビジネスのみならず法律面でのアドバイスを得られます。

 

アジェンダ一覧
【12月13日(金)】
19:00 – 19:05 開会あいさつ、スケジュール説明
19:05 – 19:35 ブロックチェーン技術でできること、できないこと。
19:35 – 20:20 実例紹介、ビジネスアイデア立案プロセスの説明、A4メモ練習
20:20 – 20:30 ビジネスモデル、事業計画テンプレート、審査基準説明
20:30 – 20:40 軽食
20:40 – 21:40 ワークセッション:新規事業構想
21:30 – 21:45 ビジネスアイデアの発表(1回目 各チーム2分発表)
21:45 – ワークセッション:フィードバックをもとに再構想

【12月14日(土)】
10:00 – 10:30 ビジネスプラン発表(2回目 各チーム4分)
10:30 – 12:00 ワークセッション:フィードバックをもとに再構想
12:00 – 12:30 昼食
12:30 – 14:00 ワークセッション
14:00 – 14:30 ビジネスプラン発表(3回目 各チーム5分)
14:30 – 18:00 ワークセッション:ビジネスプラン全体の構想
18:00 – 19:00 プレゼン大会(4回目 各チーム6分)
19:00 – 19:10 審査結果発表
19:10 – 20:00 懇親会

 

具体的な講義内容

ブロックチェーンが変える産業と企業
ブロックチェーン技術は、これまでに数多くのプロジェクトが生まれ、様々な業界への応用の可能性と期待がもたれています。また併用技術であるスマートコントラクトの出現によって、手続きの自動化・低コスト化、効率的で安全なサプライチェーン実現、シェアリングエコノミーの実現、データの安全性確保などがブロックチェーンの得意とする領域となっていて、これらの観点から自動車、エネルギー、金融、不動産、情報通信、医療、保険など様々な業界での応用が進んでいます。しかしながら、現在それぞれの業界へのブロックチェーン技術の応用は実証実験段階であり、市場は未だ発展途上といえます。だからこそ、今からブロックチェーンの基礎を学び、その技術応用が可能なビジネスモデルを立案できるようになることで、業界への参入と活躍が多いに期待できます。

ビジネスアイデア立案のポイント
ビジネスアイデア立案において多く見られる問題点に、顧客ニーズ把握の甘さ、自社サービスと他社との差別化検討不足、競争優位性の根拠不足、薄弱な利益計画、本当の需要の根拠把握の甘さ、事業計画へのコミットメント不足などが挙げられます。しかし、ビジネスアイデアに最も必要なものは、発案者の明確なビジョンと素人でもすごいと思えるぐらい分かり易い内容となっていることです。この2日間では、事業計画の各項目(深刻な問題は何か、誰が困っているのか、何を実現したいのか、泣いて喜ばれる商品、どれぐらいの市場規模なのか、競合との差別化など)を短時間で練り上げ、必要な場合はターゲットへの直接的なヒアリングやピボット(事業計画を完全に変更すること)の実行などを体験しながら学んでいきます。

 


 

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